無限に広がる静寂の中・・・
彼女は永遠に踊り続ける。
“アラベスク” ペインティング(50cm×50cm)
無限に広がる静寂の中・・・
彼女は永遠に踊り続ける。
“アラベスク” ペインティング(50cm×50cm)
“侵食”ペインティング+ファウンド・オブジェクト(154×570cm)
侵食された大地、朽ちてゆくもの・・・環境の変化により損なわれたものたち。
“侵食”(部分)
乾いてひび割れた大地のような画面に貼り付けられた様々なオブジェ―
さびた釘や道具、つぶれたコーラの缶、枯れた枝、食べた後のコーン、空の薬きょう。
“侵食”(部分)
展示風景(2005年、尼新博物館)
ポイント・ロマという町にある、公共の図書館のエントランスホールに飾るために描いた、
青いヤシの木です。
“青いヤシ”(正方形のペインティングを組み合わせてヤシの形を構成)
ポイント・ロマといえば…
岬から見渡せる青い海のパノラマ(サンディエゴ湾〜太平洋)
昔のままの白い灯台(100年以上も前に活躍しました)
海岸の潮溜まりには海の生物が、冬の沖には鯨も姿を見せてくれる
岬へと続くヤシの並木道
ネイティブアメリカンが残したのか、ユニークな形と名前の街路
街路の形から創作したピクトグラフ(絵文字)の作品
ペインティング作品“青いヤシ”は、ポイント・ロマの特徴がいっぱい盛り込まれています。
“青いヤシ”(部分)
’98年にサンディエゴ、パシフィックビーチ・ライブラリーのギャラリーで開催された個展の様子です。
全て5インチ(約12cm)角のペインティングで構成されています。
壁には象形文字のようなデザインに貼り合わせ、床には大きな立体作品を置きました。
正方形のリズムと、繊細な色の変化が奏でるハーモニー(壁の作品の部分)
この展覧会の模様は、新聞“サンディエゴ・ユニオン・トゥリビューン”の記事になりました。
2006年秋サンディエゴで開かれた、“炎”をテーマにした展覧会に出品しました。
徹がドローイングのクラスを受け持つ、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)クラフトセンターの、インストラクターたちによるグループ展です。
“扇情的アート”展 2006年9月25日〜11月18日
グローブ・ギャラリー(サンディエゴ市、UCSD)
“incendiary”とは、放火を目的とした、たきつける、そそのかす、扇情的なという意味があります。
“炎から生まれた作品”というサブタイトルのこの展覧会には、文字通り炎を使って制作された陶芸やガラスアートの作品、また炎を題材とした絵画など、様々な表現手段を用いた個性あふれる作品が並びました。
<出品作品>
“HOUSE ON FIRE” 20in×20in(約50cm×50cm)
徹は、燃える家をファンタスティックな雰囲気で描いたペインティングを出品。
炎の赤と空気が重なって見えるようなこの描き方は、徹のオリジナルの技法によるものです。
ここに描かれているのは・・・宇宙?海の中?それとも体内?
たくさんの白い円形は星?泡?それとも細胞?
星も細胞も、時間や大きさの差はあるものの、
それぞれに誕生から死へのドラマを繰り返しています。
この絵の中の青は宇宙であり海であり体内です。
白い円形は星であり泡であり細胞です。
絵の中にマクロの世界とミクロの世界を同時に描くことにより、
時を越え、形を変え存在し続ける生命の神秘を表現しています。
“生命の循環”20インチ・シリーズ
約50センチ四方の正方形の紙に描かれたアクリル絵具によるペインティング作品です。
渡米した徹の目から見た日本の文化と、様々な国の文化がミックスされた、魅力的な作品になりました。
一見、江戸時代に生まれた装飾的な日本画のようですが、入れ歯や眼鏡、暗号のような文様やロゴ、インド人、聖徳太子、アリスなども登場し、楽しい雰囲気をかもし出しています。
徹のペインティングは、アクリル絵具を塗り重ね、表面に光沢のある独自の技法で描かれています。サイズは、1辺が5インチ(約12cm)の正方形です。