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展覧会レポートのカテゴリー

2009年03月19日

Zone第3回企画展は、中谷徹「生命の循環」

昨年末、箕面市桜井市場内にオープンした、コンテンポラリーアートギャラリーZone では、第3回企画展として、中谷徹のペインティングによる作品展「生命の循環」を開催中です。

                   


    「広い宇宙で、深海で、体内で・・・命は時を越え形を変えて無限に繰り返される。
     マクロとミクロの世界を重ね合わせると、生命の起源の風景が見えてくる。

     染色体が持つ不可思議な伝達能力に惹かれ、生命の不思議を表現した。
     それぞれの絵(50cm×50cm)には英文字の言葉が潜んでいる。」(中谷徹)


                     中谷 徹展「生命の循環」
                 2009年3月19日(木)〜3月29日(日)
                  12:00〜18:00 (水、金は休廊)
 
    
             

 *同じく桜井市場内のお店、芸術環境計画「かまぼこ」&茶店Ahにて、「生命の循環 小品展」を
  同時開催しています。合わせてご高覧いただけたら幸いです。

2008年12月19日

市場の中の現代アート

    “コンテンポラリーアートギャラリーZone(ゾーン)” をよろしくお願いします。


大阪府箕面市の阪急桜井市場に、12月15日現代アートのギャラリーをオープンしました。

「現代アートって難しそう」とか「ギャラリーってなんとなく敷居が高いよね」と言う声を時々耳にしますが、市場の中のオープンギャラリーなら、買い物に来た人の目にも自然に作品が飛び込んできます。
市場という日常的な空間の中に作品を展示をすることで、現代アートを気軽に楽しんでいただけるようになりました。

Zoneでは、これから様々なメディアによる斬新な表現を紹介していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。


               

ギャラリーの向いは評判のお豆腐屋さん、お豆腐を買った後「わぁ面白い!」と作品に見入る買物客


             コンテンポラリーアートギャラリーZone(ゾーン)

             〒563-0043 大阪府箕面市桜井2-10-5 阪急桜井市場内
         (阪急桜井駅近く・・・梅田から約30分、大阪空港からも約30分です)           

            

    
オープニング・エキシビションとして、中谷徹+MKによる“ブランド☆トラッシュ”展を開催中です。
この機会にぜひ、新しいギャラリースペースにお立ち寄りくださいますよう、お待ち申し上げます。


                  “ブランド☆トラッシュ”中谷徹+MK展
                  開催中〜24日(水)12:00〜18:00
     
           


   *同時開催    “ワイルド☆トラッシュ”中谷徹+MK展
               開催中〜12月23日(火)12:00〜18:00
               ギャラリー173(阪急石橋駅近く・・・Z・oneからは電車で一駅です) 

              

  

2008年11月06日

UCSD・ファカルティショーに出品中

徹がドローイングのクラスを教えるUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)クラフトセンターにて、インストラクターたちによるグループ展“ファカルティショー”が開催されています。

そこに“ブランド☆トラッシュ”の作品2点を出品しています。


               

                     “Faculty Show 35”

                  November 1 ― November 22

             UNIVERSITY OF CALIFORNIA,SAN DIEGO
               CRAFTS CENTER/GROVE GALLERY


                

11月1日の夜には、出品しているアーティストのためにオープニングパーティーが催されました。


                


                

“ブランド☆トラッシュ”の2作品は、パーティーに参加した他のアーティストたちにも大変好評でした。

2008年09月09日

“ブランド☆トラッシュ”東京展レポート

「使い捨てられるトラッシュ(ゴミ)の形」は、「もてはやされるブランドロゴやパターン」を身にまとい、「鑑賞」の対象へと変貌した。ブランド☆トラッシュのコンセプト>>

               
8月18日(月)〜23日(土)、東京の小野画廊・京橋で開催された“ブランド☆トラッシュ 中谷徹+MK展”では、新作5点を含む8点を発表しました。

トラッシュ(ゴミ)の表面にブランドロゴを描いた作品に加え、流行のアニマル柄やカラフルなパターンも登場しました。

       
   “ブランド☆トラッシュ#1”   “ブランド☆トラッシュ#2”   “ブランド☆トラッシュ#6”
     55×43×29cm        36×29×35cm       50×40×31.5cm 

 

“クール ゼブラ!”はゼブラ柄を描いたトラッシュ(ゴミ)のオブジェを、190cm以上の高さに組み合わせた作品です。

                 
       “クール ゼブラ!” 197×40×35cm      “クール ゼブラ”部分


“無限柱”は、バケツを型にして作ったオブジェにジラフ(キリン)柄を描き、2m以上の高さにまで積み重ねた作品。無限に伸びていくイメージです。

                   
         “無限柱” 207×20×20cm           “無限柱”部分


パノラマ・ギャラリーのご案内

展示の様子はパノラマ・ギャラリー“中谷徹+MK展”でご覧いただけます。

パノラマ・ギャラリーは、ギャラリー図面内の番号をクリックすると、その場にいるような感覚でご覧になれます。
クリックしながらマウスを動かすと→マークに変わり、その方向に画面が動きます。+ボタンでズームアップ、−ボタンでズームダウンします。
?からはぎゃらりー全体が360度の方向に見渡せます。
?では1つの立体作品“クール ゼブラ!”を360度の方向から鑑賞できます。(画像が現れないときは、画面上でクリックしながらマウスを動かしてみてください。)

*3D画像が表示されない場合はQuick Timeプラグインが必要です。ダウンロードしてからご覧ください。


2008年09月05日

“ブランド☆トラッシュ”パノラマ・ギャラリーで公開中!

8月18日〜23日、東京の小野画廊・京橋で開催された “ブランド☆トラッシュ 中谷徹+MK展” の様子が、web上のパノラマ・ギャラリーでご覧いただけます。
          

                   
                           
              パノラマ・ギャラリー“中谷徹+MK展”はこちら>>


パノラマ・ギャラリーでは、ギャラリー図面内の番号をクリックすると、その場にいるような感覚でご覧になれます。

クリックしながらマウスを動かすと→マークに変わり、その方向に画面が動きます。+ボタンでズームアップ、−ボタンでズームダウンします。

 ?からはギャラリー全体が360度の方向に見渡せます。
 ?では1つの立体作品を360度の方向から鑑賞できます。(画像が現れないときは、画面上で
  クリックしながらマウスを動かしてみてください。)


*3D画像が表示されない場合はQuick Timeプラグインが必要です。ダウンロードしてからご覧ください。


展示作品の詳しい情報は、追ってご報告します。お楽しみに。

2008年07月13日

“ブランド☆トラッシュ”東京展

 昨年に引き続き“ブランド☆トラッシュ”展を、中谷徹+MKのコラボレーションで発表します。

             

 “ブランド☆トラッシュ”は、日々の生活から大量に発生する使い捨て容器などのゴミの山を再現した、立体作品です。
 表面には、デザイナーズブランドの付加価値を表す、ロゴやパターンが描かれています。
 捨てられるものが、その対極にあるブランドの価値を身にまとうことにより、新たな存在価値へと昇華できるのか?


                 ”ブランド☆トラッシュ” 中谷徹+MK展

               2008年8月18日(月)〜23日(土)
                 11:30〜19:00(最終日は16時まで)

                         小野画廊・京橋
              東京都中央区京橋3−6−15 第2吉井ビル2階
                      Tel. 03−3535−1181
        


      *会期中、作者は会場にいます。お目にかかれるのを楽しみにしています。
 

2008年04月06日

桜、マンカイになりました!

    「サクラマンカイ!!」(インスタレーション)の展示は、後半は来場者に参加いただき、
                 もっとマンカイになって無事終了しました。


                  
           もっとマンカイになった「サクラマンカイ!!」(部分)('08 4月5日)


                  

                       ありがとうございました。

2008年04月01日

サクラ、もっとマンカイ!!

   開催中の展覧会<桜>に出品中している“サクラマンカイ!!”(インスタレーション)・・・

 「桜をもっとマンカイに!」というテーマで、会場を訪れた人に制作に参加していただきました。


              
                       作業に夢中の子供たち


                もっとマンカイになっていく作品・・・

           →  

                  → 

                   カラフルに変化した“サクラマンカイ!!”の一部


     *作品の展示は4月5日(土)5時PMまで(水曜、金曜は休み)詳しくはこちら>>


2008年03月24日

サクラマンカイ!!

               桜をテーマにしたグループ展に参加しています。
           TORUの意外な一面が見えるインスタレーション作品です。


                   
                “サクラマンカイ!!” (部分) ミクストメディア
                       (MKもコラボしました)


                            <桜>
             21組のアーティストがそれぞれの桜を表現しています。
     会期:3月24日(月)〜4月5日(土)12:00〜18:00(水曜、金曜は休み)
     場所:芸術環境計画「かまぼこ」&茶店Ah 箕面市桜井2-10-5 桜井市場内 072-725-3515             
     3月25日(火)15:00〜こばやしりつこさん二胡演奏ライブ


             *3月25日(火)15:00〜18:00中谷氏在廊予定

2008年01月10日

侵食される大地、朽ちてゆくもの

        

        “侵食”ペインティング+ファウンド・オブジェクト(154×570cm)

       侵食された大地、朽ちてゆくもの・・・環境の変化により損なわれたものたち。


             
                           “侵食”(部分)


        乾いてひび割れた大地のような画面に貼り付けられた様々なオブジェ―

    さびた釘や道具、つぶれたコーラの缶、枯れた枝、食べた後のコーン、空の薬きょう。


            
                           “侵食”(部分)


           

                   展示風景(2005年、尼新博物館)

         

2007年11月08日

“It's a small world”の動画が出来ました!

 
                 

インスタレーション作品“It's a small world”の動画をアップしました。

制作は橋本修一さんです。2006年 HANARE(川西市)での展覧会の様子をみずみずしい感性で映像にしてくださいました。

*橋本さんご夫妻のプロジェクトCATBOXの美しい映像もご覧ください。
HANAREは築200年以上の古民家を改装して作られたギャラリー&カフェです。

2007年09月09日

“ブランド☆トラッシュ” レポート

          “捨てるもの=トラッシュ” と “一流ブランドという価値” の出会い

                  “ブランド☆トラッシュ” 中谷徹+MK展
             2007年8/16〜8/28 GALLERY173(大阪府池田市)
 

 

   ブランド☆トラッシュ#1     ブランド☆トラッシュ#5     ブランド☆トラッシュ#2


トラッシュについて
大量生産、大量消費、使い捨て容器の普及などにより、生活の中からあふれ出すゴミ。処理が追いつかず環境問題にもなっている。

ブランドについて
ステイタスのシンボルとして多くの人々が憧れ、大切に扱われる人気ブランドのアイテム。ロゴマーク自体が付加価値となっている。


                

            ブランド☆トラッシュ#7       ブランド☆トラッシュ#6


*ブランド☆トラッシュの作り方*
1.“中身を使い切った途端にゴミになってしまう使い捨ての容器”を型にしてオブジェを形成する。
素材はリサイクルペーパーで作った紙粘土(ペーパーマシェ)。

2.その上に人気ブランドバッグの模様を面相筆で丁寧に描いていく。


        

       #5(部分)             #6(部分)             #7(部分)


会場では「こんな容器があったら使ってみたいわ♪」という声も。・・・ゴミ問題の解決策?


         173-2.jpg

                        GALLERY173 展示風景

2007年08月06日

新作展 “ブランド☆トラッシュ” 

                 中谷徹+MK展  “ブランド☆トラッシュ”

        ・・・ “捨てるもの=トラッシュ” と “一流ブランドという価値” の出会い ・・・
 
              
               *今回は+MKとしてMasayo-Kも制作に参加しました。


             会期 :8/16(木)〜8/28(火)、但し8/22(水)は休廊
             時間 :11:00A.M.〜7:00P.M.(最終日 〜6:00P.M.)
             会場 :ギャラリー173 大阪府池田市石橋1-7-3 
                  072-763-3326 gallery173@gmail.com

                  
                     阪急宝塚線石橋駅西口徒歩2分
                          (カフェ アタ2F)

              *中谷徹は8/16〜8/21の午後、在廊しています。
                 皆様のご来場を心からお待ちしております。

2007年04月24日

飛び散る破片

                
 インスタレーションIt's a small world のシンボル的なキャラクターであるコヨーテなど、壁面の
 モザイクの作品が、2002年夏、京都市のぎゃらりぃ西利で初めて展示されました。


                   
     まずペーパーマシェ(再生紙の紙粘土)を使って、地雷をイメージした円盤を作り、
     それらを砕いて、できた破片を組合せモザイクにします。


                 
     マーキングピン(マチ針のようなピン)で、それぞれのピースを壁に固定します。
     戦略会議で地図に印をつけるイメージです。


              
                 撃墜されるヘリコプター。破片が飛び散る。 

                        

2007年04月18日

迷彩をまとったおもちゃ

徹が住むサンディエゴには米海軍の基地があります。
2001年の同時多発テロの後、多くの兵士がアフガニスタン、イラクへと出発し、その様子は幾度となくニュースで伝えられました。


               

              
同じ頃、日本語放送のニュースで見た戦地で傷つく子供たちの映像(アメリカのニュースでは報道されませんでした)・・・この2つのイメージが重なって、迷彩をまとったおもちゃの作品 “It's a small world―迷彩” が生まれました。


                    


本来とても鮮やかで楽しい色彩を持つおもちゃが、兵士が着る迷彩をまとい、戦地で傷つく無垢な子供たちの叫びを表現しています。


             

2003年、サンディエゴの北、カールズバッド市で催されたキャノンビエンナーレ展に出品し、受賞しました。


2007年04月05日

色彩と正方形が奏でるハーモニー

’98年にサンディエゴ、パシフィックビーチ・ライブラリーのギャラリーで開催された個展の様子です。
         全て5インチ(約12cm)角のペインティングで構成されています。


              
 
   壁には象形文字のようなデザインに貼り合わせ、床には大きな立体作品を置きました。


              
   
      正方形のリズムと、繊細な色の変化が奏でるハーモニー(壁の作品の部分)


               

 この展覧会の模様は、新聞“サンディエゴ・ユニオン・トゥリビューン”の記事になりました。

2007年03月12日

“炎”の展覧会に出品

     2006年秋サンディエゴで開かれた、“炎”をテーマにした展覧会に出品しました。


徹がドローイングのクラスを受け持つ、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)クラフトセンターの、インストラクターたちによるグループ展です。

 
       

                
            “扇情的アート”展 2006年9月25日〜11月18日
              グローブ・ギャラリー(サンディエゴ市、UCSD) 


“incendiary”とは、放火を目的とした、たきつける、そそのかす、扇情的なという意味があります。


“炎から生まれた作品”というサブタイトルのこの展覧会には、文字通り炎を使って制作された陶芸やガラスアートの作品、また炎を題材とした絵画など、様々な表現手段を用いた個性あふれる作品が並びました。


                         <出品作品>

                  

           “HOUSE ON FIRE” 20in×20in(約50cm×50cm)


      徹は、燃える家をファンタスティックな雰囲気で描いたペインティングを出品。
 炎の赤と空気が重なって見えるようなこの描き方は、徹のオリジナルの技法によるものです。


                UCSDニュースセンター の記事はこちら>>

         

2007年02月22日

“ミッシング・ステイションズ”3人展

 
       “ミッシング・ステイションズ”3人展 2005年2月1日〜24日
      クルグラック・ギャラリー(オーシャンサイド市、ミラコス・タカレッジ)


 2005年2月、カリフォルニア州オーシャンサイドで、サンディエゴを拠点に活動する
3人のインスタレーション・アーティストの展覧会“ミッシング・ステイションズ”が開かれました。

  (*インスタレーションというのは、空間に様々なものを設置して表現する方法です。)


     アーティストの3人(左から徹、ディーナ、ジョン)


 苔と木による繊細な造形を発表したジョン・ディリーマス、鉄製の力強いオブジェを発表したディーナ・ルビオロと共に、徹は“It's a small world”を出品しました。


     “It's a small world”展示風景


 またレセプションでは、アーティスト3人による特別レクチャーが企画され、学生たちから熱心な質問が飛び出すなど大いに盛り上がりました。


     アーティストによる特別レクチャーの様子

2007年02月13日

バレンタインデイと“ラブ・ハンドルズ”展

     “ラブ・ハンドルズ”展がスタートしました。そして、いよいよバレンタインデイ!

             
        バレンタインデイをテーマに、様々に工夫を凝らした作品が飾られた
                  クロッシング・トラックス・ギャラリー


                
          カップルの姿もちらほらと・・・正面にトオルのドローイング作品


             
       レセプションでは、飲み物とともにハート型のクッキーも振舞われました。


                


ちなみにアメリカのバレンタインデイは、日本と違い、主に男性から女性(恋人や奥様)に贈り物をするようです。スーパーでは、プレゼントや花束を買い求める男性が、レジの前に列を作ることも。

いずれにしても大騒ぎのイベントであることに違いは無いようですが、欧米ではグリーティングカードの会社のマーケティングから始まった習慣だとか。

バレンタインデイは「愛を伝える大切な日」なのか、はたまたラブ・ハンドルズ(お腹のまわりの脂肪)みたいに「こんなもの、無くていいのにな〜」的なものなのか・・・。

あなたにとってのバレンタインデイとは?

2007年02月08日

“ラブ・ハンドルズ”展に出品します。

サンディエゴで開かれる、バレンタインデイにちなんだ展覧会に、招待作家として出品することになりました。

         
            “ラブ・ハンドルズ”展 2007年2月11日〜25日 
          クロッシング・トラックス・ギャラリー(サンディエゴ市)

                      <展覧会ポスター>  
         

なんだかロマンチックなタイトル?と思いきや、“Love Handles” というのは「脇腹の脂肪のでっぱり!」のこと。(たしかに掴めるけど・・・)

イラストも、「バレンタインデイ → ハートのマーク → 心臓の絵!」という連想でユーモアたっぷり。

「バレンタインデイの心情と過熱気味の宣伝にぴったりの、現代美術の小品展」・・・
楽しみです。


                           <出品作品> 
                       

2007年01月16日

色を失くした子供の世界―"It's a small world"

制作のきっかけは2001年の同時多発テロだった。
その後、正義という名の戦争により、どれほどの未来ある命が犠牲になったのだろう。無垢な子供たちまでもが。
テロは今も繰り返されている。

他の国に目を向けると、地雷という内戦の爪あとが残るすぐそばに人々の生活があり、遊ぶ子らの姿がある。
自分を守ってくれるはずの大人から虐待を受けて傷つく子供たちがいる。

これらの現実に対し、アーティストとして何が出来るのだろう。
子供たちの叫びを伝えたい。 


  photo/ Shuichi Hashimoto


インスタレーション作品"It's a small world"は、全てが色を失い石のように固まってしまった世界です。
子供が大好きなアニメのキャラクターや玩具、ぬいぐるみは子供たちの代わりにここにいます。
愛らしい姿で、恐怖にすくみながら、声なき声でうったえかけています。

 

2006年HANARE(川西市)での展示風景

Lost%20Land-H.H.jpg photo/ Shuichi Hashimoto
"It's a small world-Lost Land"
(作品のサイズ;壁のコヨーテ190×150cm、床の展示 円の直径300cm×高さ107cm)


 photo/ Shuichi Hashimoto
"It's a small world-Lost Land"部分


 photo/ Masayo-K
"It's a small world-ab・ra・ca・dab・ra"
(箱9個が1組 サイズ;45×50×7cm)
戦争と平和の象徴が箱の中で対立している。


2005年尼信博物館(尼崎市)での個展風景

%C6%F4%BF%B7.jpg photo/ Masayo-K
作品に引き込まれ、作者の言葉に聞き入る子供たち


2003年ギャラリーR・P(大阪市)での展示風景

 photo/ Masayo-K
"It's a small world"
小さい世界の間を歩いて見て回る。


 photo/ Masayo-K
ガラスの中に閉じ込められた人形たち。

ギャラリーR・Pでの展覧会の様子は、アートナビ・アートシーンで詳しく紹介されています。

HANAREでの展覧会の様子は動画でご覧いただけます。


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